ついに自動ブレーキが義務化か。2021年を目処にする模様

  • 2019.11.28
ついに自動ブレーキが義務化か。2021年を目処にする模様

近年、様々な事故が多発して度々社会問題になっている。

特に老人が車を運転する事に恐怖心や不満を持っている人は多く「危険だから乗らないでくれ」と言うのが本心である。筆者である私もそう思う。

さて、2021年度から政府の方針により販売する車は自動ブレーキの装備を義務化するらしいんだ。

これを耳にした時は私も驚いたと言うか、ちゃんと国が動いてくれて良かったなとは感じている。

今回はこの「自動ブレーキの義務化」について詳しく語っていこうかと思う。

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旧型の車に乗っている高齢者は相変わらず危険なままである

自動ブレーキが義務化されるのはあくまでも販売メーカーであり、2021年から発売される車種という事になる。

では、それまでに販売された車に乗っている人には全く関係ない話になり「2021年から劇的に事故が減る」とは考えにくいだろう。

そして老人に関しても高所得者を除けば、そんな簡単に車をポンポン買い替えられるような財力があるわけがない。

今後も不安な年金暮らしが続くがゆえに、出費は抑えたいはずだ。なんなら中古車を買ってやりくりする人も多いと思う。

さらに考えられるのは「自動ブレーキの搭載が義務化された事により生産コストの増加→車体価格の上昇」である。当然、今までよりも少し価格が高くなるだろう。10万〜20万ほどだろうか。なので余計に買いづらくなってしまうんだ。

なので2021年から数年は事故の件数や重症度はあまり変わらないんじゃないか?と私は思う。

自動ブレーキがあっても事故は起こる。ただ被害は軽くなる

自動ブレーキが付いたから安心!なんて事は一切無い。むしろその油断が適当な運転をするキッカケにもなりかねない。

自動ブレーキはあくまでも「危険時にブレーキが自動でかかるようになる」ってだけである。つまりブレーキをかけても制動が間に合わずに事故が起こってしまう可能性があるって訳だ。

もちろん回避できる例もあるだろう。しかし自動ブレーキはそんな完璧な物では無いという事は頭に入れてもらいたい。(まあそれを高齢者が理解してくれるかも課題の1つであると思う)

事故の重症度は恐らく全体的に軽くなるはずだ。「間違ってアクセルを踏んだ」なんて事例もあるので、それよりは明らかに命が助かる可能性は上がる。そして損傷も以前よりは軽くなるはずだ。それだけでも救いと言えよう。

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今車に乗っている高齢者に対して何かを行うべきである

新車の機能を変えるよりも、今車に乗っている人たちへの何か厳しい基準を設ける必要があると思う。

「高齢者から免許取り上げろ!」と言った意見も割とあって、まあその気持ちは凄く分かる。単純明解だし、そうすれば最悪な事故の件数が圧倒的に減るからね。

しかし問題はそのあとである。特に田舎住みの高齢者は車が無くなるとスーパーへ買い物に行く事すら困難になる人も少なくない。

都会と違って公共交通機関はまるで無く、数時間に一度バスや電車が来るくらいだ。つまり車が無いと生活がかなり厳しくなるのだ。老人は足腰も弱く歩いていくのも無理だ。

買い物配達系のサービスがもっと発展すれば話はまた変わってくるかも。ただお年寄りは新しいものを理解しようとする傾向は薄く「今までスーパーで買ってきたから」と言って使わない場合が多いと予想する。

もし高齢者から免許を取り上げるならば、その後の配慮も必要となるよね。ただそれをやるお金も計画もまるで無いのが現状だ。

自動運転をさっさと搭載してほしい

高齢者の免許問題を解決するにはこれしか無い。完全自動運転が実用化されれば事故は減り、高齢者が移動手段に困る事は無い。

これはメーカーだけでなく国が進めていくべき課題となるだろう。一刻も早い実用化を望むばかりである。

ただ、自動運転はまだ発展途上である。実用化してないがゆえにデータは少なく、今までになかった事故も起こる可能性もある。例えば機械の故障やトラブルで正常な制御が効かなくなるとかね?

しかし高齢者が意味不明な操作をするよりはマシだと思う。間違って加速するなんて事はいくら機械の不具合でも早々ない(メーカー側もそこは対策に力を入れるはず)だろう。

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定期的に免許取得者の運転テストはするべき

1年か半年に一回、免許取得者は技能試験を受けるようにするべきだと思う。それも結構厳しい基準を設けてね。

そうすれば医師から運転を止めるように言われるようなちょっとヤバそうな人は、もう運転する事は無くなるからね。

高齢者が全て悪い訳ではない。中には綺麗な運転をして無事故無違反の人もいる事だろう。ただ一部の問題ある人のせいでイメージが悪くなるのだ。

つまりその「危険な高齢者」を炙り出して排除していく仕組みを作ればいい。高齢者にとっては少々打撃ではあるが、全員から免許を取り上げるよりはマシだろう。

これは高齢者だけでなく危険運転をするような若者なども同時にやっていくべきだ。事故は高齢者だけが起こすものでは無いからな。今は全体的に取り締まりが甘すぎるんじゃないかなと私は思う。

高齢者だけでなく若者の事故も取り締まっていくべきだろう

近年のニュースでは高齢者の事故が話題になりがちだが、実は高齢者の事故が圧倒的に多い訳では無い。

実は10万人あたりの事故件数で言えば若者の方が多いのである。若者は〜29歳までの年齢。

しかし、それでも高齢者事故がヤバイと言われるのは「明らかにおかしいから」である。そう、悪質なんだよね。

・ブレーキと間違えてアクセルを踏む

・自信過剰で免許を返上しない

・事故後に反省しない態度

それが話題になるから、私たちは「高齢者の運転はヤバイ」「今すぐお年寄りから免許を取り上げるべき」といった意見が多く出てくるのだろう。

しかし国としては高齢者だけでなく若者の事故問題にも目を向けるべきである。高齢者事故の報道に隠れて、実は若者の交通事故の方が多いのだ。

スマホを見ながらの運転やスピード出したさから起こりうる事故。更には経験や技術不足からくる操作不適など。

免許を取って自分の車を手に入れたらスピードを出してかっ飛ばしたくなる時期は必ず来るだろう。特に若者はその傾向が強く、スポーツカーを手にして夜な夜な走っている者もまだまだいる。

ニュースで大きくなっていないだけで、私の地元でもいくつかの事故の話を聞いているしな。

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運転に自信がある人ほど事故の可能性は高くなると思う

運転において自信と言うのは「マイナス」になる。スピードを出すのも操作に自信があるからだし、心に余裕が生まれるのも自信があるからだ。

不注意、わき見運転などは心の油断から始まっていく。運転に自信が無い人は、細心の注意を払いながらアクセルやハンドルを操作するので危険運転はしないんだ。

まあ、だからなんだ?って話なんだけどね。ここをキッカケに対策が思いつく訳でも無い。

ただ高齢者は長年車に乗ってきたというキャリアがあるので自信はたっぷりあるって事さ。「慢心こそが事故の原因」だと伝えても「俺は大丈夫だ」とでも思って聞き流す。

だからもう少し事故や違反に対する取り締まりは強化するべきだろう。スマホ操作やスピード違反などなど、免停の基準や罰金を増やしても良い。

「罰則がキツイから安全運転しないとヤバイ」と思わせるくらいの世の中にすれば、事故や危険運転は圧倒的に減るだろう。

自動ブレーキの報道は「ブレーキを補助するもの」と伝えるべき

自動ブレーキと聞けば「自分でブレーキを踏まなくても勝手に制動してくれる」と勘違いする人が必ず現れる。

特に頭が弱く新しいものへの理解が乏しい高齢者は勘違いしてもおかしくは無い。間違った伝え方をすれば「ブレーキを踏まない事故」が起こる可能性が上がる事も考えられる。

「自動ブレーキがついているからブレーキを踏まなくても良いと思った」なんて言い訳がニュースで報道される未来は見たくない。

だから「あくまでも最悪の事態に備えての緊急設備」という事を言わないといけない。いや、むしろ高齢者には何も伝えない方が良いかも。自動ブレーキがあるという安心感から運転に油断が生まれる可能性があるからね。